本文へ移動

 
 
 
 
 

新着情報とお知らせ

湧別町バイオガス事業推進に関する連携協定締結
2020-12-28
(写真左から、 バイオマスリサーチ㈱代表取締役社長 菊池貞雄 氏 湧別漁業協同組合 代表理事組合長 石本武男 氏、 湧別町長 石田昭廣 氏 当組合 代表理事組合長 友澤勇司 えんゆう農業協同組合 代表理事組合長 中川菊夫 氏 株式会社ビオストック 代表取締役社長 熊谷智孝 氏 )
バイオマス産業を軸とした「環境にやさしく、災害に強いまち」を目指して

令和2年1223日、湧別町、湧別町農業協同組合、えんゆう農業協同組合、湧別漁業協同組合、株式会社ビオストック、バイオマスリサーチ株式会社の6者により、バイオガス事業推進に係る連携協定を締結しました。

また、同日には『湧別町バイオマス産業都市構想』が、関係7府省(内閣府、総務省、文部科学省、農林水産省、経済産業省、国土交通省、環境省)の共同選定を受け、湧別町は「バイオマス産業都市」として選定されました。

JAではH30年より、家畜ふん尿処理の課題解決に向け、バイオガスプラントの導入を検討してまいりました。現在までに有畜農家へのアンケート・個別ヒアリングや勉強会を複数回実施し、事業規模の確定や建設地の選定など、バイオガス発電プラント稼働へ向けた調査・検討を進めています。

今回の連携協定締結とバイオマス産業都市の選定により、農業生産基盤の整備、サロマ湖や川の水質保全、新産業の創出、就業人口拡大などを目指すバイオガス事業が、大きく前進することとなります。

今後は、町内酪農家21戸の家畜ふん尿を原料とする約3,400頭規模(搾乳牛換算)の集中型バイオガス発電プラントの建設に向け、今回協定を結んだ6者が出資してバイオガス発電プラントの運営会社を設立し、2025年度の本格稼働と電力販売開始を目指します。